ニキビの治し方 【その2】 : 洗顔は、どうやってやればいいの?
答えは、1日に朝と、夜の2回になります。
なぜ、1日に朝と、夜の2回、洗顔を行わないといけないの?
それは、
皮膚の表面や、毛穴にたまった汚れを必要な分だけ、綺麗にする必要があるからです。
このような
皮膚にたまった汚れ、毛穴に詰まった汚れは、ニキビを作る原因となります。
そのため、
皮膚や、毛穴に詰まった汚れをキレイにする必要があります。
じゃ、1日に2回以上洗顔しちゃいけないの?
これは、ダメです!
なぜ、ダメかというと、
洗い過ぎたり、洗顔をやり過ぎると、今度は、それがニキビを作る原因になるからです。
中には、ニキビは皮脂が原因で、それを落とそうと、洗い過ぎたりする方がいますが、これはかえって、ニキビを作る原因になります。
なぜ、洗顔のやり過ぎが、ニキビの原因になるの?
それは、
お肌が乾燥して、角質が厚くなり、毛穴が詰まって、ニキビを作るからです。
つまり、お肌の皮脂を取ろうと、洗顔をやり過ぎると、お肌をうるおす役割をしている必要な成分まで落とすことになるので、徐々にお肌が乾燥肌になっていきます。
乾燥肌になると、お肌は硬くなります。
硬くなると、普段小さく開いている毛穴が、次第にふさがっていきます。
ふさがると、その毛穴の中には、どんどんとアクネ菌が増え、ニキビを作ってしまいます。
そのため、
洗顔のやり過ぎが、ニキビの原因になるのです。
だからこそ、
洗顔は、1日に朝と、夜の2回で十分なんです!
具体的な洗顔方法の前置き
じゃ、どうやって洗顔を行えばいいの?
ここからは、具体的な洗顔方法を解説させて頂きます。
さて、みなさんは、
自分が正しい洗顔方法を行っていると自信を持って言えますか?
良くありがちな洗顔方法のミス、間違いを書いていきます。
- 泡立てる量が少ない。
- ゴシゴシと手をお肌に当てて洗っている。
- 充分にすすげていない。
- 時間をかけて洗っている。
- 仕上げに冷水を使っている。
この5つのミス、間違いに1つでも当てはまってませんか?
1つでも当てはまる方は、
これから、解説させていただく正しい洗顔方法に是非、切り替えて頂きたいなと思います。
具体的な洗顔方法
それでは、その正しい洗顔方法をご紹介します。
当サイトでは、
全部で、6つのステップで、その洗顔方法を解説させて頂きます。
ステップ1: 【手を洗う】
では、最初のステップ1です。
これは、多くの方が大丈夫だと思います。
最初は、手についている菌や汚れをしっかりと石鹸や、泡の石鹸などで洗いましょう。
一見、手がきれいに見えても、そこには、 「見えない菌」 がいます。
その菌が付いた状態で、洗顔するということは、その菌を自分の顔に与えているだけなので、最初は必ず手を洗いましょう。
ステップ2: 【ぬるま湯で、顔をぬらす】
では、ステップ2です。
ステップ1で、手を清潔にしたら、ステップ2では、ぬるま湯を顔につけて、お顔全体をぬるま湯でぬらしていきます。
ステップ3: 【洗顔料をよく泡立てる】
次にステップ3です。
お使いの洗顔料 (洗顔の選び方なども今後、解説いたします。) には、おそらく使い方などが説明されているはずです。
その説明に沿って、洗顔料を手に取ります。
そして、水を加えながら、手でしっかりと泡立てていきます。
この手の作業は、単調でめんどくさいと思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、このステップ3の作業は、とても重要で、この泡立ち具合で、お肌への影響も決まります。
要するに肌荒れするとか、乾燥するとかいう影響のことですね。
それで、どれくらい泡立てるかというと、
両手で、泡をはさみ、その泡がクッションのように弾力ある泡になっているか?を確認してください。
充分に弾力を感じれば、その泡でOKです。
ステップ4: 【最初はTゾーンを洗う】
続いて、ステップ4。
さて、ここからは実際に泡だてた泡で、お肌を洗顔していきます。
では、どこから洗顔するか?
これは、皮脂の多い場所からといわれています。
つまり、額や鼻にかけてのいわゆるTゾーンのことですね。
このTゾーンから、まずは洗っていきます。
Tゾーンというのは、お肌の中でも1番皮脂に分泌が盛んな場所なので、ここから洗っていきます。
どうやって洗うの?
はい。Tゾーンに泡をのせたら、お肌に手が触れないよう、円を描くようにくるくるとまわし、優しく軽くTゾーンを洗っていきます。
ステップ5: 【次にUゾーンと、残りの部分を洗う】
さて、次にステップ5です。
ここでは、Tゾーンの次にどこを洗っていくかを解説します。
ステップ4のTゾーンが洗い終わったら、
次に頬などのUゾーンを洗っていきます。
Uゾーン、つまり頬からあごにかけてのライン、フェイスラインとも言いますね。
ここを洗っていきます。
ここも、Tゾーンを洗った時のように
泡をつけたら、お肌に手が触れないよう、円を描くようにくるくるとまわし、優しく軽くUゾーンを洗っていきます。
そして最後に目元や、口元を洗っていきます。
ここは特にデリケートな場所なので、
TゾーンやUゾーンを洗った時よりも、やさしく洗ってください。
ステップ6: 【洗顔料をぬるま湯で十分にすすぐ】
そして、最後ステップ6です。
ここまでステップ5まで終わったら、最後は顔をぬるま湯で十分にすすぎます。
特に髪の生え際、こめかみ、おでこ、そして、フェイスラインは洗い残しが良くあります。
この洗い残しが起こす肌トラブルは、かゆみ、肌荒れ、乾燥などあらゆる問題を自分の手で起こすことになってしまいます。
必ず、充分にすすぎましょう。