皮膚の構造とは?
今回は、皮膚の構造について詳しく見ていきたいと思います。
お肌のトラブルを抱えている人は、沢山います。
しかし、スキンケアの知識を学ぼうとしたり、根本的に治そうとしたりする人は、少数派です。
なぜ、
皮膚の構造という基礎的な所から学ぶかというと、
例えば、観葉植物などは、土という土台から手入れしていくと、葉も生き生きと元気よく成長します。
これと同じで、
お肌も土台から、ケアしていく必要があります。
お肌の仕組みを知るメリットは、
どの化粧品が、自分に合うか?がわかったり、
どう効いているか?もわかるようになります。
お肌の基礎知識を知ることによって、次第に化粧品選びがうまくなっていくと思います。
ですから、まずは、基礎知識である皮膚の構造から、図で解説していきたいと思います。
最初に皮膚と言うのは、1枚の皮で作られているのではなく、
表面の上から順に 「表皮(ひょうひ)」、「真皮(しんぴ)」、「皮下組織(ひかそしき)」
という、3つの構造から成り立っています。
皮膚の構造を例えるなら、ベットですね。
皮膚の構造をベットに例えるなら、シーツが表皮で、マットレスが真皮で、マットレスの台が皮下組織ですね。
ここで、1つポイント。
よく洗顔などスキンケアは、やさしくという言葉を聞いたことがある方はいると思います。
実は、この「表皮」と「真皮」は、合わせても、約2ミリという厚さしかありません。
定規で見れば、もっと体感できると思いますが、「お肌にやさしく」と言われている理由は、特にこの2ミリという非常にうすい膜を守るため、傷つけないためにそう言われています。
洗顔などで、「ゴシゴシ洗うな!」というのは、こういう理由があり、ゴシゴシ洗えば、その2oといううすい膜が荒れてしまうからなのです。
最後に。
そして、次にそこに皮丘や、皮溝、血管、汗腺、皮膚腺などがあります。
それでは、
もっと、具体的に見ていきたいと思います。